淡イ恋ゴコロ


『何だろう?』
っと思いながらも理事長の方に足を進めた


理事長の前に立つと少し頭を下げ


「何でしょうか??」

っと聞いたら理事長が


「いやーねぇ、
これから体育館に行って
話をするんだけども…

多分、孫の深雉は来ないと思い
河瀬君、君に頼みがあるんだが…」


なんだか顔を少し固くして理事長が
俺に頼み事をしてきたので、
そんなに改まってどうしたのだろうかと
思いながらも聞き返した


「…はぁ、何でしょうか、理事長」


「話があるから深雉と友達の亜結ちゃんに
理事長室に来てと伝言を
言っといてくれないかな??
大事な話だからとね、」


「はい、分かりました

んでは、」


礼儀として一礼すると、
クルリっと理事長に背を向けて
今度こそ足早に亜結のところに向かった





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