淡イ恋ゴコロ


「なに??」

亜結が髪を翻して振り返るその姿に

『ドキッ』
そんな気持ちを底へ押しやり
無理やり平常心を保った…


「帰り、俺
遅せーかもしんないから!!

よろしくな!!」


「へぇー、でもなんで??」

嘘だけど…、

「ダチらと遊んでから帰ッから

どうせ、母さん帰り遅いんだろ!?


てか、どうかしたか??」


「いや~、なんでもないよ~

んなら、早く行け!!
告られに!!」





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