淡イ恋ゴコロ


その一声で、菖は急いで車から飛び降り
綾音さんの後ろに隠れるように立つ



「そ、そうだな!!
父さんを待たすわけには、なッ!?
早く行こうぜ!!悪いし!!」


「「………」」

なんか、日本語がおかしい…


それとあたしが、じぃ~っと見ると、
明らかに顔を隠そうとしてるし…



「じぃ~」


「(汗)」


まぁ、いいや、


「綾音さぁ~ん♪早く行こ!?
こんなヤツほっといて、」


「そうね~、
乙女心が分からないヤツなんてね」





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