淡イ恋ゴコロ


「まだなんだよね!?急がなきゃ!」

あたしは、
慌てて隣で暢気に寝ていた深雉を
揺らして起こし、
ショーのことを伝えると
案の定慌て出した。


「なんで、もっと早く
起こしてくれなかったのよー!」

なんてブツブツ言いながらも、

少しシワになっている制服を軽く直し、
体育館の舞台袖に急いだ。





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