ありえない!
彼の手を握った瞬間、あたしと彼は今までと違うところにいた

「ここは、僕の好きな場所なんだ」

という、ルイ

「ふーん」

と、周りを見渡してみると

なんと、そこは・・・

山の頂上だった!!!

下を見渡すと小さなビル・・・

「嘘でしょ~~~~~」

そんなあたしの声がこだました

・・・ただいま興奮中・・・
・・・ただいま興奮中・・・
・・・ただいま興奮中・・・

「はー」

やっとアタシの驚きは冷静になってきた

「大丈夫?」

そう彼は整いすぎた美しい顔を向けてくるけど

逆効果

さらに興奮してしまったあたし

「大丈夫な・・わけないでしょ!」

息も絶え絶えにそう言った
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