しあわせのスマイル
「ヒューマンアースもいいところだぜ、きっと。」
木の陰からひょこっと出て来たのは、ココの男友達、ウッドだった。
「ウッド〜!ヒューマンアースは危険って言ったのは長老様だよ、それなのに行ってこいって!私がそんなに憎いか!私をそんなことまでして殺したい訳!?」
「長老様はココに清恵術を勉強して欲しいから……。」
「もういい!どーせ頭にいいウッドには分かんないよーだ!」
ウッドは清恵術を使う子供達の仲では上位総にいた。