しあわせのスマイル
「ヒューマンアース……人間じゃ……ない……?」
「ごっごめんなさい!今の忘れて……。」
(走也さんがすごくいい人だったからつい……
ダメ、私はヒューマンアースに帰らなきゃ。
そうだ、ビーズの力……)
ココは服のポケットを探る……が。
(ない……ない!ビーズがない!)
「ココ。」
走也が静かな声で呼ぶ。
「君が何者であろうと同じ人類には変わりない。
異世界から来たなら1人でいるよりも2人の方が便利なことがたくさんある。
だから…………
いるとこがないならここにいてもいいんだぞ?」