新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~


「なんで一君の執事姿は貴重で俺の執事姿は貴重じゃないの~!?菊菜ちゃんひどーいっっ!」

なんとも言えない光景である。





「うそうそっ♪平助の執事姿もみたいなぁ~?」

「えっ!?ホントっ!?」

立ち直りの早い平助であった。





「はやく二人とも着替えておいでよ~っ!」

ほらほらっと、菊菜は二人を急がせた。

「妙に後ろから視線が刺さってくるんだけど…まいいか♪」

当たり前だ。色男を二人もつかまえているのだから。






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