新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~


「おい、何見つめてるんだよ。」

「ふぇ?あ!ご、ごめんなさ…」

ゴンッ!

勢いよく立ちあがろうとしたら

土方さんと私の額がごっつーんと言う音をたてて、ぶつかった。

「「いっっっってぇぇぇぇぇ!!!」」

何故かハモって叫んでしまった。

「ちょっ…ぶはっ!あははははははっ!」

私は笑い転げた。

それを見ている人たちも面白おかしく大笑いしていた。

ただ一人を除いて…

「…?どうしたんですか?沖田さん?」

「…別に。何でもないよ。君には関係ないでしょ」

と言いそっぽを向いた。

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