新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~


「な、なぁ…?」

しばらくすると斎藤さんが声を掛けてきた。

「何ですか~??」

斎藤さんの方を向いて、聞いてみる。

「こ、ここは、どうやって、と、とと、解くのだ?」

軽くカミカミ…

「えっとですね~?ここはこうなってあーなって…」

「こ、こうか?」

おぉ。さすが斎藤さん。

「のみこみが早いですね!こちらも教え甲斐がありますっ!」

沖田さんとは違って、とても進んでる。

「おい、品川、ここはどうやってやるんだ?」

つぎは土方さんから。

「はいはい?ここですか?これが、あーこれかー…ちょっと原田さーん?」

土方さんが聞いてきたのは私が苦手な教科の問題で、私もよくわかってない。

「んー?どしたー?」

「ここ、土方さんに教えてやってください。あと、奥に居る2人も呼んでください。」

ついでだから全員まとめて教えてやる!

「ん。わかった。おーい!平助ー!新八ー!!こっちに来い!」

原田さんも実際やってないから結局一人で六人教えるのかー…難しいな…

よし!がんばろ!
< 25 / 131 >

この作品をシェア

pagetop