新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~
「は、墓って…こえぇよ…」
平助君がビクビクしながら言った。
「しょ、しょうがないじゃん!…だって、だって…墓だもん。」
「そのまんまな事言うなよっ!」
「平助君だってそのまんまじゃんっっ!」
墓なんてこわいって知ってるのになんでこんなことするかなぁー…
「もうっっ!提案したの誰よっ!………って、私だ。」
だってさー…こうなるなんて思わなかったし…
「あー…」
かすかに人の声…?
「おい、いま…何か聞こえなかったか~?」
ガサガサガサッ
「うぉぉーっ!」
何かが物陰からでてきた。
「「ぎ、ぎゃああああぁぁぁぁあっっ!」」
ドピューンッ!
と言い、せっせと帰ってきた二人。
ゼェゼェと息が荒くなっていて、死んだような眼をしていた二人であった。
藤堂版~END~