新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~


ちょっと楽になったかな~…

「とりあえずさ。ベンチあるから。」

「ん…」

総司はそっと私を座らせてくれる。

「ありがと。」

「………。」

え?なんだろ?黙ってる…

「どうしたの?」

「……その顔…「おーい!お前らー!」」

どこかで佐之さんの声がした。

「ん、あ、佐之さんだぁ~。やっほ~」

「お前どした?」

「んーと、ふらっときてばたっといきそうなところを総司がたすけてくれたんだよ~」

…なんか佐之さんのうしろにものすごい殺気を放ってるお人が…

いや、お人じゃなくて鬼が…

「ひっ、土方さんだぁ~…さ、さっきぶりぃ~。あは、あはははは、、」

「ごるぁーーーーっ!」

「うひゃーーーーーーっ!」

この後、土方さんにこっぴどくしぼられたのは言うまでもない。

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