新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~
「ったく。わぁーったよ!勝手にしろよ。バカ。」
やっと放してくれる土方さん。
「もぉ…二人ともひっぱりすぎなんですけどっ!!」
「あぁ、悪い。痛むか?」
「悪い!?わる…?ちょっ、謝るなんて卑怯じゃないですかっ!」
「っるせーな。っていうか酔いが覚めちまったか?訳いらなくても普通に聞けるし。」
なんか…僕忘れられてない?
「…僕、寝る。」
僕は自分の部屋に行く。
「ん?そうか。菊菜、もっかい飲むか?」
「いえ、自分の部屋に戻って寝ます。」
「そうか。じゃぁな。」
・・・・・・・・・・・・・・・
菊菜side
ふわーぁ。
眠い。寝よ。
・・・・・。
ふと、目が覚めた。
うぅっ、トイレ行きたい。
一人じゃ怖いよ…
土方さんだとなんか襲われそうだし…
平助君だとからかわれそうだし、
あ!そうだ!沖田さんに着いてってもらおっと。