新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~
「確かにそうだけど…」
「行かないの?」
「い、行く行く!行くもんっ!」
そっと角から顔をのぞかせてみる。
そこには知らない男の人がいた。
「んーっと…??あっ!近所の人かな?間違えちゃったのかもよ?」
とてとてと歩く。
「あのですね。」
私が声をかけるとその男はゆっくりとことらへ振り返る。
「………人の家で何やってんだよバーカ。」
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沖田side
「………人の家で何やってんだよバーカ。」
えっ?
菊菜ちゃんのオーラがブラックオーラに変化していく。
「まじでキモいんだよクズが。勝手に何入って来てるんだよ。殺すぞコラ」
えええええ…菊菜ちゃんって、そういうキャラだったっけ!?
相手は男。何されるか知れないのに。。。
「ちょっ、菊菜ちゃ…「沖田は黙ってろ。」」
…沖田言われた・・・・
軽くヘコむ。
「よいしょっと。」
次の瞬間、菊菜ちゃんはすごい行動をしちゃう。
その男を…
「も、持ち上げた…」
そこでついに男が口をあけた。
「離せ。」
それはとても冷たい声だった。
菊菜ちゃんはピクリと動き、その場に男をおろす。