新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~
さて、そろそろ話を戻さなくちゃ。
「僕が菊菜ちゃんと一緒に寝るから吉田さんは僕の部屋で寝て。」
「…わかった。」
あれ、あっさり許してくれた。
まいーや。
「じゃあ、菊菜ちゃん、早くトイレ行っておいで??」
「あっ!そうだった!んじゃあ、二人でいい子にしててね~」
と言ってトイレへ向かった。
「あの人はいい人だ。」
「何いきなり。」
「いや、別に。」
ガチャ。
トイレの扉が開く。
「ただいま~☆」
「おかえりなさいませ。」
「おかえり。」
菊菜ちゃんはニコッと笑った後、
「ねぇねぇっ!私、いいこと考えた!」
とキラキラした目で僕たちを見つめる菊菜ちゃん。
なんだろう…イヤな予感がする…