新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~
「あのねあのねっ、吉田さんと沖田さんがあたしの部屋で寝ればいいとおもうんだ!」
きたー…
「お言葉ですが…俺は男と寝る趣味はありません。何なら床で寝たほうが…」
「ダメダメッ!それはぜぇーったいにダメ!!体に悪いよ!?風邪ひいちゃうよ!!??」
なんか…すごく必死になってる。
何この感情。
胸が痛くって、ひどくイライラする。
「で、ですが…」
「いいよ。僕は。」
「おぉっ!えらいっ!」
なでなで…
まったく…わがまますぎでしょ。この子。
そのわがままを聞いちゃう僕もぼくなんだけど。
「それじゃっ!おやすみぃ~♪」
この日の夜は終わりを告げた。