新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~
「じゃあさ…隣の教室空いてるでしょ?だから校長先生とかに頼めんで二つつかわせてもらえば二つお店できるんじゃないのー?」
私がけっこう大きな声で言うと…
「「「「「おぉっ!!」」」」」
まわりに歓声が響き渡った。
「ちょっ…うるさ…」
「し、品川…その提案はいいんだが…頼むのは誰なんだ?」
「もちろん先生に決まってるじゃん。」
私はけっこういろんな先生に気に入られてる。
理由は簡単だ。
ほかの生徒よりまじめだから。
「い、いや。しかし…」
「何?どうしたの?もしかして一人じゃ心細いとか?…しょーがないなー。先生は。いいよ。別に私が行っても。」
「ほ、本当か!!??」
「そのかわり1000円ね。」
「…わかった。自分で行きます。」
よろしい。
私は満足げに笑った。