新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~


そして次の瞬間僕は全速力で菊菜ちゃんを追いかけた。

まだそんなに遠くへは行ってないはず…っ!


・・・・・・・・・・・


菊菜side

「うっ…」

ひどいよ総司…

総司はさっき私と龍にこう言った。

「付き合っちゃえば?」

…付き合ってるのは私と総司なのに…っ!

遊び…なのかな。



遊びで私と…?

「ははっ…あははっ…」

そう考えるとなぜか笑えてきた。



なんだ。そうなんだ。私の事なんて好きじゃないんだ。

そうだよね。よく考えればわかることじゃん。

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