新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~


【沖田side】


「はぁっ……はぁっ……」

どれだけ走っても

どれだけ探しても

菊菜ちゃんがいない。



なぜ僕はあんなことを言ってしまったのだろう。

思ってもないことを…



今すぐそばに行って抱きしめたい。

それで謝りたい。



僕の醜い嫉妬心が、彼女を傷つけてしまった。



後悔と不安でいっぱいになる。


< 89 / 131 >

この作品をシェア

pagetop