新撰組!?~遥か彼方からの訪問者達~


「土方さん…料理できるの?」

疑問に思ったことを素直に言った。



すると土方さんは溜息混じりに

「これでも料理はできる。」

と言った。



だって、あの土方さんがだよ?

鬼の副長がエプロンを着て料理…



「ふふっ。」

「やっと笑ったな」

と言ってフッと笑う。



「えっ…「お前はそうやって笑ってりゃあいいんだよ。」」

と言ってポンと頭の上に何かが乗る。

土方さんの手だ。



「じゃあ、土方さん。雑炊作ってみてください」

「…まかせろ。」

と言って土方さんは不敵に笑った。



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