蹴球王子と野球野郎
嫉妬
---------------次の日---------
学校への足取りが重い。
汐野との関係が崩れないか。
気まずくならないかー・・・・
そして、
愛と普通に話せるか。
今のあたしじゃ、愛と普通に接する自信がない。
いつもより遅いペースで、
廊下を歩き教室のドアの前で
一回大きく深呼吸。
ガラっ。
「ぁっ、唯おはよー☆」
と、愛が声を掛けてきた。
「ぉっ、おはよう・・・」
「???どした?
なんか元気ないよー??」
「ぅっ、ううん!!!
めっちゃ元気、元気ー☆」
「そぉ?ならイイけどー・・・」
と、愛は不満そうに言う。
すると・・・