蹴球王子と野球野郎

泣いている愛に汐野が駆け寄る。





慰めてるみたい。






そんな2人を見てると、




だんだん目の奥が熱くなって、






2人がぼやけて見えなくなってきた。








ガラッ。





航樹くんが入ってきた。




あたしはとっさに涙を拭った。







「コーヒー牛乳でよかった?」






「ぁ、ぅん。





・・ありがとう。」






航樹くんは自分のコーヒー牛乳を開けながら、





「そんなに亮平がいい?」





「・・え?」







< 53 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop