蹴球王子と野球野郎
「まさか、後輩からのラブレター!!??」
「かなぁ・・・?」
航樹くんはその手紙を開ける。
「・・・・・樫野さん正解。」
「え、ラブレター!!!???
見せてッッ☆」
「本当はダメだけどー・・・
秘密にしてよ?」
「わかってる☆」
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早川先輩へ。
こんにちは。
多分早川先輩は私のこと知らないと思います。
1年A組の小林瑠奈です。
この中学に入学して、
早川先輩を見かけたときに、一目ぼれしました。
お返事待っています。
1年A組 小林瑠奈。
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すごいハイレベルなラブレターだなあ・・・・。
「ま、返事は断るけどね・・・。」
「え!?あんなに可愛い子なのに!?」
「俺が告白OKするのは一人だけだし。」
航樹くんは少し照れながら言った。