【短編】弟と私の関係






玲緒の顔をじっと見つめる。




玲緒もいっぱいいっぱいなのか、俺の震えには気づいてないようだった。




「陽琉…早く」




静かに目を開け、俺の首に手をまわす玲緒。




「おまっわ!」




バランスを崩して、ベッドに倒れこむ。




そしてそのまま…




静かに唇を重ねた。




「陽琉…私、すっごい幸せ」




「俺も」




ニコッと笑って、また唇を重ねた。





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