私と、イケメン男子3人組
「はいはいはい、幸也さんの言うことは、よーく分かりましたっ。俺さ、彼女と会う約束してるから帰るわ…じゃーね♪」


貴司は、幸也さんに手を振ると、俺と聖嵐には見向きもせずに席を外して居なくなった。


「俺も…勉強しなくちゃいけないしな」
聖嵐も席を外して居なくなり、俺と幸也さんだけになってしまった。


シーンと静まり返った俺達の席。


他の席では、楽しそうに談笑しているのに。



「幸也さん…ごめん、俺も帰るね」
幸也さんの顔を見ずに俯いて席を立った。


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