レス―Q
「仲間と共に―5」
望月はポンと、
九古の肩を叩いた。
「前にも言っただろう?
お前が気付いてない、
足りない部分の話を…
それは『仲間の絆』だよ。
命をかける我々は、
誰が欠けても
成り立たない。
だからこそ、
どんなに離れていても
みんなお前の事を考え、
ピンチの時は助ける!
……それが
レスキュー隊員って
もんだろ」
一心同体。
心は繋がっていると、
望月は教えてくれた。
感情が薄い九古に、
その大切な部分を
分かってもらいたいのだ。
どんなに火事で
焼けただれても、
この人達は
そういう目で見ない。
「………」
焼けた工場の跡を、
見つめる九古。
Qも……
こう言ってくれる
人がいたら、
歩んだ人生は
違ったのかもしれない。
一歩間違えれば、
自分が『あちら側』だ。
本当に…
本当に……
大切な仲間が居て、
大事に思ってくれてる
人達が居て、
良かったと思っている。
「みんな……
ただいま」
そう言って、
悪夢の夜は終わりを告げた
望月はポンと、
九古の肩を叩いた。
「前にも言っただろう?
お前が気付いてない、
足りない部分の話を…
それは『仲間の絆』だよ。
命をかける我々は、
誰が欠けても
成り立たない。
だからこそ、
どんなに離れていても
みんなお前の事を考え、
ピンチの時は助ける!
……それが
レスキュー隊員って
もんだろ」
一心同体。
心は繋がっていると、
望月は教えてくれた。
感情が薄い九古に、
その大切な部分を
分かってもらいたいのだ。
どんなに火事で
焼けただれても、
この人達は
そういう目で見ない。
「………」
焼けた工場の跡を、
見つめる九古。
Qも……
こう言ってくれる
人がいたら、
歩んだ人生は
違ったのかもしれない。
一歩間違えれば、
自分が『あちら側』だ。
本当に…
本当に……
大切な仲間が居て、
大事に思ってくれてる
人達が居て、
良かったと思っている。
「みんな……
ただいま」
そう言って、
悪夢の夜は終わりを告げた