レス―Q
「探し求めた敵-10」







その体って…








「何のことだ!」









とりあえず九古は
すっとぼけてみた。









「火が…
効かないのだろう?

便利な体だ」









?!


やっぱりその事か!









何故かワザと
とぼけなくても
『コイツは知っている』
と、不思議と
確信が持てる予感が
していた。










でも何だろう…?







その予感の事も
そうだが、

コイツに対する、
怒り以上の感覚は…








得も知れぬ感覚。

細胞レベルで、
ビビっと感じるものが
コイツにはある。








魂全体で、
もっと別の
絶対許せない
何かがあった
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