レス―Q
「火のスペシャリスト-4」





……




………ルル






……ルルルル







…プルルルル








ハッとし、
九古は目を開ける。








掛けてある
時計を見ると、
時間はお昼近く。




えらい長く
寝ていたもんだ。








休日のせいか、
署内も
静かな様子である。









プルルルル。









おっとそうだ。


この音で目覚めたんだ。









九古の近くで
携帯電話は鳴り、
着信を知らせていた。








パッと取り上げ
見るも非通知。








(誰だ…)








ピッ








「はい、もしもし…
伊勢です…」









まだ眠気眼で
電話に出た
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