レス―Q
「火のスペシャリスト-5」
相手側は
少しの間の後に
声を発した。
『昨日は、
よく寝れたかね?』
誰だ…?
どこかで聞いた事ある
声だが、
検討つかない。
「えっと…誰ですか?
電話が非通知で…」
そう言うと相手は
静かに笑い出した。
『フフフ……
それはそうだ。
みすみす
こちらの番号を
教えるバカはいない…
昨日の放火は
実に
スリリングだったよ』
ほ……う……か?
この声は?!
「お前…!!?」
そう気付いたように
言うと、
相手は話を続ける。
『伊勢九古……
君に会いたくてね。
プレゼントをしたいんだ
ちょっと
出てこれるかな?』
いきなり何を言う?
その不可解な問いに
九古は怒鳴り散らす。
「ふざけんな!!
鉄仮面野郎!!
目的はなんだ!!」
しかし、
相手は答えない。
自分の一方的な事だけ
告げてきた。
『市内にある
片瀬信号に来るんだ。
その様子だと
私を捕まえたいん
だろう?
ただし、
1人で来るのが条件だ。
警察にでも通報したら
私は姿を現さない…
連絡すれば
すぐに分かるからな。
では…』
ブツっ!
こちらの返答も聞かず、
相手は
電話を切ってしまった
相手側は
少しの間の後に
声を発した。
『昨日は、
よく寝れたかね?』
誰だ…?
どこかで聞いた事ある
声だが、
検討つかない。
「えっと…誰ですか?
電話が非通知で…」
そう言うと相手は
静かに笑い出した。
『フフフ……
それはそうだ。
みすみす
こちらの番号を
教えるバカはいない…
昨日の放火は
実に
スリリングだったよ』
ほ……う……か?
この声は?!
「お前…!!?」
そう気付いたように
言うと、
相手は話を続ける。
『伊勢九古……
君に会いたくてね。
プレゼントをしたいんだ
ちょっと
出てこれるかな?』
いきなり何を言う?
その不可解な問いに
九古は怒鳴り散らす。
「ふざけんな!!
鉄仮面野郎!!
目的はなんだ!!」
しかし、
相手は答えない。
自分の一方的な事だけ
告げてきた。
『市内にある
片瀬信号に来るんだ。
その様子だと
私を捕まえたいん
だろう?
ただし、
1人で来るのが条件だ。
警察にでも通報したら
私は姿を現さない…
連絡すれば
すぐに分かるからな。
では…』
ブツっ!
こちらの返答も聞かず、
相手は
電話を切ってしまった