レス―Q
「火のスペシャリスト-12」
まさか……
あの時の……
幼き頃の火事の
原因は……
コ……イ……ツ……?
「フフ…
炎に飾られ
燃え上がった
君の両親は…
実に…美しかったよ」
ブチン!!
何かが切れた音がした。
ハッキリと聞こえた。
堪忍袋の緒が
切れる音を。
そんな、
人間が考えた
比喩的表現が、
実際
ありもしないものの音が
ハッキリと
聞こえたのだ。
気が付けば、
九古は空を飛んでいた。
自分の意識が暴走して、
悪魔の放火魔相手に
体が飛びかかって
いたのだ。
そんな、
コンマ数秒の世界。
まるで走馬灯のように
1コマ1コマ
流れる時の中で、
男は鉄の棒を握りしめて
こう言った。
「そこだ…
その位置だ…
忠告したハズだろ
私の危険区域…」
パリン!
ソイツは
その手にしていたもので
近くにある
窓ガラスを割った…
すると…
ドカン!!!!!!!
けたたましい爆音が
二人の視界を
真っ白にさせた…
まさか……
あの時の……
幼き頃の火事の
原因は……
コ……イ……ツ……?
「フフ…
炎に飾られ
燃え上がった
君の両親は…
実に…美しかったよ」
ブチン!!
何かが切れた音がした。
ハッキリと聞こえた。
堪忍袋の緒が
切れる音を。
そんな、
人間が考えた
比喩的表現が、
実際
ありもしないものの音が
ハッキリと
聞こえたのだ。
気が付けば、
九古は空を飛んでいた。
自分の意識が暴走して、
悪魔の放火魔相手に
体が飛びかかって
いたのだ。
そんな、
コンマ数秒の世界。
まるで走馬灯のように
1コマ1コマ
流れる時の中で、
男は鉄の棒を握りしめて
こう言った。
「そこだ…
その位置だ…
忠告したハズだろ
私の危険区域…」
パリン!
ソイツは
その手にしていたもので
近くにある
窓ガラスを割った…
すると…
ドカン!!!!!!!
けたたましい爆音が
二人の視界を
真っ白にさせた…