レス―Q
「火のスペシャリスト-14」
「フフフフ……
フハハハハ……!!」
アイツの笑い声が
聞こえる。
バッと身を起こし
ビルを見上げると、
先程の三階の部屋は
燃え盛り、
そこから男は
身を乗り出して
コチラを見下ろしている。
「気に入って
もらえたかね?
私のプレゼント」
何故アイツは
吹き飛ばされず
あそこに居る…!?
すると
爆風で多少ズレた
能面な仮面を直しながら
九古をあざ笑った。
「クハハ…
いくら
炎が効かなくても
それを伴う衝撃は
別のようだな…
『バックドラフト』
名前くらいは
聞いた事があるだろう?
密室で火は消化しても
種火が残る…
そこに大量の酸素が
送り込まれると、
再び炎が燃えて
爆発を引き起こす
現象を…
君が部屋に入るくらいの
酸素じゃ起きないが、
外のガラスを割れば
別な話だ。
見事かかったな…」
「フフフフ……
フハハハハ……!!」
アイツの笑い声が
聞こえる。
バッと身を起こし
ビルを見上げると、
先程の三階の部屋は
燃え盛り、
そこから男は
身を乗り出して
コチラを見下ろしている。
「気に入って
もらえたかね?
私のプレゼント」
何故アイツは
吹き飛ばされず
あそこに居る…!?
すると
爆風で多少ズレた
能面な仮面を直しながら
九古をあざ笑った。
「クハハ…
いくら
炎が効かなくても
それを伴う衝撃は
別のようだな…
『バックドラフト』
名前くらいは
聞いた事があるだろう?
密室で火は消化しても
種火が残る…
そこに大量の酸素が
送り込まれると、
再び炎が燃えて
爆発を引き起こす
現象を…
君が部屋に入るくらいの
酸素じゃ起きないが、
外のガラスを割れば
別な話だ。
見事かかったな…」