レス―Q
「警察の女―4」
「うわ…ボロボロだ…」
あのビルを目の前にして
見上げてみるが、
一昨日見た景色とは
違う。
黒く炭と化した
3階フロアがボロリ。
ポッカリと
穴空いてるように
事件現場が見えた。
「………」
警察の
立ち入り禁止の文字。
もうとっくに
捜査を済ませ、
Qの証拠が
残っているハズはない。
それを分かって
この場所に来て、
ヤツなら
どの方向に逃げるかだけ
推測しに
今ここに居るのだ。
「…俺が吹き飛ばされて…
あそこからだと
人目につかない
逃げ道は…」
ブツブツ1人で呟きながら
九古はビル裏方面から
道に出て、
適当に足を進める。
ヤツなら…
どの方面に行くか…!
必死になって
考え歩くと、
九古の足は
急にピタッと止まった。
「………」
そしてまた再び
九古は歩き始めた。
ザッザッザ…
後ろを警戒しながら
ゆっくり歩く。
誰かに…
付けられている…
そのままあえて
人のいない裏路地へ
入って行った
「うわ…ボロボロだ…」
あのビルを目の前にして
見上げてみるが、
一昨日見た景色とは
違う。
黒く炭と化した
3階フロアがボロリ。
ポッカリと
穴空いてるように
事件現場が見えた。
「………」
警察の
立ち入り禁止の文字。
もうとっくに
捜査を済ませ、
Qの証拠が
残っているハズはない。
それを分かって
この場所に来て、
ヤツなら
どの方向に逃げるかだけ
推測しに
今ここに居るのだ。
「…俺が吹き飛ばされて…
あそこからだと
人目につかない
逃げ道は…」
ブツブツ1人で呟きながら
九古はビル裏方面から
道に出て、
適当に足を進める。
ヤツなら…
どの方面に行くか…!
必死になって
考え歩くと、
九古の足は
急にピタッと止まった。
「………」
そしてまた再び
九古は歩き始めた。
ザッザッザ…
後ろを警戒しながら
ゆっくり歩く。
誰かに…
付けられている…
そのままあえて
人のいない裏路地へ
入って行った