甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
「じゃあ次ね。裕子が青島部長と中華レストランに行ったのは、神崎さんから頼まれたからでしょ?」
「どうして分かったの?」
私はそれが征一さんから言われた『任務』だった事を、恵美ちゃんには話してなかったのに。
「やっぱりね。裕子から聞いた時、おかしいと思ったんだ。
青島部長は裕子を狙ってたし、それは神崎さんも知ってたんでしょ?
変装して見張るほど心配してたんだから」
やっぱりあれは『たまたま』じゃなかったんだ…
「神崎さんが裕子に近付くために嘘をついたんなら、そんな危ない事をやらせる必要はなかったと思うの。もっとも、結果的にはお泊りまで行っちゃったから、それも計算の内だった、という可能性はなくもないけど」
「どうして分かったの?」
私はそれが征一さんから言われた『任務』だった事を、恵美ちゃんには話してなかったのに。
「やっぱりね。裕子から聞いた時、おかしいと思ったんだ。
青島部長は裕子を狙ってたし、それは神崎さんも知ってたんでしょ?
変装して見張るほど心配してたんだから」
やっぱりあれは『たまたま』じゃなかったんだ…
「神崎さんが裕子に近付くために嘘をついたんなら、そんな危ない事をやらせる必要はなかったと思うの。もっとも、結果的にはお泊りまで行っちゃったから、それも計算の内だった、という可能性はなくもないけど」