甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
「はいはい、そこまで。アツアツで聞いてらんねえ。

これから実況中継してやっから、よく聞いとけよ、神崎」

水野君は私のブラウスの前を掴み、思い切り引っ張った。

ビリッ

ブラウスが破け、ブラが剥き出しにされた。
丸顔男と黒縁眼鏡男が息を飲む気配がした。

「はい、ただ今服を破きました。水色のブラジャーです。綺麗な肌ですね…。どうぞ、声掛けてやってください」

また携帯を押し付けられた。

『裕子、大丈夫か?』

「だめ。もうお嫁に行けない…」

『俺が貰ってやるから安心しろ』

「気休めは言わないで…」

「はい、そこまで。次はどうしようかな。上か、下か…」


「そこまでだ。次はない」
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