甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
気付いた想い
私は香織ちゃんの服に着替えた。

ほぼ私の体にピッタリだったけど、ブラのカップは少し大きかった。

それが香織ちゃんのサイズだったらショックだなあ。

あの子の事だから、意地悪されたのかもしれないけどね。むしろそうであってほしい…


今、私は神崎さんの車の中。家まで送ってもらう途中。

外に出て初めて分かったけど、神崎さんの家は高層マンションだった。

オーナーか賃貸かは分からないけど、30前の普通のサラリーマンが住めるとは思えない、高級そうなマンション。

神崎さんには、まだ私が知らない何かがありそうな気がする。

私は窓を流れる景色を見ながら、昨夜からの出来事を思い返していた。
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