甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
「デフラグっすよ。もう帰るんでしょ?」
と言いながら近づいて来る。
「うん。どうやってやるのかな?」
「こうっすよ」
私がマウスをクリクリしてたら、その手ごと上からガシッと掴まれた。
「きゃっ」
私に手を跳ね退かされても、水野君は涼しい顔でマウスを動かしていた。
「はい、スタート。何時間も掛かるんで、このままにしてください」
と言いながらブチっとスイッチを圧し、画面は真っ黒になった。
『このまま』って言ったよね?
電源落としちゃっていいわけ?
私がギョっとしていると…
「コレはディスプレイのスイッチす。本体は動いてます。明日の朝、コレを圧してください。分かるっすよね?」
「わ、分かるわよ、それくらい」
「じゃあ、約束のデート、行きましょか?」
と言いながら近づいて来る。
「うん。どうやってやるのかな?」
「こうっすよ」
私がマウスをクリクリしてたら、その手ごと上からガシッと掴まれた。
「きゃっ」
私に手を跳ね退かされても、水野君は涼しい顔でマウスを動かしていた。
「はい、スタート。何時間も掛かるんで、このままにしてください」
と言いながらブチっとスイッチを圧し、画面は真っ黒になった。
『このまま』って言ったよね?
電源落としちゃっていいわけ?
私がギョっとしていると…
「コレはディスプレイのスイッチす。本体は動いてます。明日の朝、コレを圧してください。分かるっすよね?」
「わ、分かるわよ、それくらい」
「じゃあ、約束のデート、行きましょか?」