甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
「そんな約束してない! これから人と会うし…」

「デートすか?」

「そういうのじゃない」

「先輩、彼氏いないすもんね?」

「いるもん!」

水野君の言い方が勘に触って、つい叫んじゃった。


「チッ、いるのかよ」


また低い声で呟かれた。
しかも舌打ちしたよね?

なんなのこの人?
怖いんですけど…
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