甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
プルルルル…
『神崎です』
3回目のコールで神崎さんが出た。
「西野です。明日は予定通りで大丈夫ですか?」
『ああ、大丈夫だよ』
デートって事、本当に覚えてますか、と聞きたい気持ちだけど、くどいと言われそうなので言わない。
「明日はどうやって行きましょうか?」
『恵美ちゃん、という子と打ち合わせをしてないのか?』
「まだです。これからしようと思ってます」
本当は恵美ちゃんと打ち合わせはしている。というか、会えば明日の話ばかりしてきた。
恵美ちゃんからは、神崎さんに車を出してもらうよう、頼めと言われていた。
でも、カレカノの関係なら気安く頼めるだろうけど、私達はそうじゃないから、ストレートには言い出せない。
『神崎です』
3回目のコールで神崎さんが出た。
「西野です。明日は予定通りで大丈夫ですか?」
『ああ、大丈夫だよ』
デートって事、本当に覚えてますか、と聞きたい気持ちだけど、くどいと言われそうなので言わない。
「明日はどうやって行きましょうか?」
『恵美ちゃん、という子と打ち合わせをしてないのか?』
「まだです。これからしようと思ってます」
本当は恵美ちゃんと打ち合わせはしている。というか、会えば明日の話ばかりしてきた。
恵美ちゃんからは、神崎さんに車を出してもらうよう、頼めと言われていた。
でも、カレカノの関係なら気安く頼めるだろうけど、私達はそうじゃないから、ストレートには言い出せない。