[君の秘密]
[あ!直人先輩!]

[お、どーした?]

[なんかコーチが緊急ミーティングやるって言い出したんで、呼びに来たんですよ]

[あー、そーなんだ。わかった行くよ。ぢゃあ、とも、またな!]






直人はサッカー部の後輩と行ってしまった

















俺は‥なに言おうとしてんだ
白石麻耶と付き合っている事を嘘だと告白したら、また直人を傷つける事になるのに‥


ただ自分の罪悪感から逃れたかっただけだ‥


これは、なにがあっても言ってはいけない
君の為についた嘘だ











俺は拳をにぎりしめ
強く、誓った
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