[君の秘密]




長く続いた廊下を歩いて

俺は資料室の前にたった








中には誰もいる気配がしない











きっと君はもう帰ったのかな




少しだけ、少しだけだが
また君をみる事が出来るかもしれないという
淡い期待があっただけに

複雑な心境だった











資料室のドアに
手をかけようとした、その時
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