[君の秘密]
君の、いやらしい顔.....
[‥‥‥‥ふぁあっ‥‥‥]
君のその、ピンク色の唇から
漏れる、甘くて、今にも消えてしまいそうな声
[‥‥‥ッ!‥‥はぁッ‥ッ‥]
君の、いつも整った
曇る事のない表情が、
今はまるで、別人かのように
乱れて、顔を歪めていた
君のその白い首にかかっていたであろう
白いブラウスは
胸元のネクタイはほどけていて
ブラウスのボタンはほぼはだけた状態
君のその長くて綺麗な脚を
隠していたであろう
プリーツの入ったスカートから
君の、きっと誰もみた事がなかったであろう
白く細い、柔らかな太ももを
隠すのをやめ
あらわになっている
君の、上履きは片方だけ
脱げてしまっていて
もう片方は今にも脱げてしまいそうに
つま先だけでぶら下がっていた
ときどき君が動いた事から起こる振動で
つま先の上履きは
今にも床に落ちてしまいそうだ
[‥‥‥ッふ‥‥ぁ、たく‥ちゃ]
君の唇から、声が漏れた
[‥‥たく、ちゃ‥ん‥ッぁ‥]