[君の秘密]
君はなにひとつ曇りのない澄んだ瞳で
柔らかな、その笑顔で
俺に携帯を差し出した
[‥あ、ありがとう‥‥]
俺はぎこちなく手をあげて
君の小さな手から携帯を受け取った
[じゃあね]
君はそう言って
俺の横を通り過ぎ廊下へ歩いていった
何事もなかったように
俺はそこから動く事が出来ず
たたずんでしまった
振り返り君の後ろ姿を目にした
さっきまで、服ははだけ
息をあげ、甘い声をもらし
髪を乱していた君は
いつもの、黒く長い髪は
ふわふわと揺れ、乱れてはいなく
制服は、嫌味なく着られていて
いつも目にしている、君だった
柔らかな、その笑顔で
俺に携帯を差し出した
[‥あ、ありがとう‥‥]
俺はぎこちなく手をあげて
君の小さな手から携帯を受け取った
[じゃあね]
君はそう言って
俺の横を通り過ぎ廊下へ歩いていった
何事もなかったように
俺はそこから動く事が出来ず
たたずんでしまった
振り返り君の後ろ姿を目にした
さっきまで、服ははだけ
息をあげ、甘い声をもらし
髪を乱していた君は
いつもの、黒く長い髪は
ふわふわと揺れ、乱れてはいなく
制服は、嫌味なく着られていて
いつも目にしている、君だった