[君の秘密]
直人に連れられて
着いた先はグランド横の裏道







君は昼間の長身の男に
怒鳴られているようだった











だんだんと近づいていくうちに
その男がなにを怒鳴っているのか
聞こえてきた












[‥っざけんなよ!
なんだよ、それ‥っ!!]



その男の腕が
君に近づいた時











考える暇もなかった
俺はもう君の前に
長身の男の前に立ちはだっていた


[‥っなんだよ、あんた‥昼間もいたよな]

俺に睨みをきかせながら言う男


[‥あんたこそ、しつこいんじゃない?]

俺は言った

[‥関係、ねーだろ]

男は顔をそむけながら言った


[まぁ確かに関係ないけど、女に掴みかかろうとしてるのほっとく程無関心じゃないから]


[‥‥‥‥‥っ。]


男は悔しそうな顔をしながら
その場を後にした
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