[君の秘密]
[な‥なんだよ、それ]

[‥‥‥]


俺の問いにあいつは答えない




[白石は‥お前の‥!‥だろ‥
大事な女なら‥守るの当然だろ‥]

君の事を
[お前の彼女]というのに
俺はひっかかってしまった








[高橋‥さ]

あいつは灰皿に煙草を押し付けながら
俺に言ってきた



[俺が、ここで‥この校内で‥麻耶をどうやって守る‥いつもあいつを見守ってやれるわけじゃない‥この前はたまたま資料室の前で、事が起きただけで‥それに、俺だってあいつをもちろん女として見守ってやりたい‥‥‥でもその前に‥‥生徒としてみろって‥‥麻耶が言うんだ‥‥ひいきはやめろって‥‥]
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