[君の秘密]
どのくらい経ったのか

俺はまだ君を抱きしめていた














[‥高橋くん]


君が小さな声で呟いた











俺は君の声が聞こえたが
君から離れる事が出来なかった












そして、
君は口を開いた












[‥たくちゃんが、いいの。たくちゃんじゃなきゃ、駄目なの。私なら、平気だから‥]















君は消えてしまいそうなくらい
小さな声で言った
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