‡幼なじみ‡
「莉紅と姫野ちゃんと桐原さんを呼び出して、話をする。」
「そうだね。光貴、いつにする?」
「早く解決させようぜ。全国予選まで、あんまり時間がねぇし。葉山と姫野ちゃんが元気ねぇと、調子出ねぇしな。」
「秋人。どっちがメインで心配なのよ?」
「何だよ。麗香、そんなの決まってるだろうが。どっちも大事だよ!」
「最低!!」
「何だと?」
「秋人がそんな奴とは思わなかった。」
「そんな奴ってどんな奴だよ!!」
「先輩達!!こんな時に揉めないで下さいよ!」
「「……。はい。」」
「クスクス〜また、ハモってますけど?」
「「///…。」」
「本題に戻しますよ。長野先輩、明後日の土曜日って確か先生に用事があって、午後は自主トレですよね?その時に、話つけようと思うんですけど。」
「あぁ。いいぜ、俺も立ち会うぜ。」
「私も、立ち会わせて。」
「麗香?」
「姫野ちゃんが、ちょっと心配で。」
「麗香先輩、ありがとうございます。先輩が居てくれると心強いです。」
「皆の気持ちは分かるけど、始めは俺だけで話させてもらっていいですか?」