‡幼なじみ‡


無意識にしゃべってた!?

「うっ…。///」

恥ずかしさと悔しさで、顔が熱い。

むぅ。きっと私、顔真っ赤だよ。


「クックック!姫野、すげぇ顔。」


莉紅が両手で、私の頬を包んで顔を覗き込んで来た。
っ///。その笑顔、反則ですからっ!!


わっわっわっ!!
顔、近い!心臓もたない!!やめて〜。


「タコみてぇだな。」

「ふぇ!?タ.タコ!!せめて、トマトとかりんごとか言ってよっ!」

「はぁ?姫野はタコで充分だろ。」

普段、学校とかでは無口な莉紅だけど、私といる時は結構笑ったり、しゃべったりする。

嬉しい。


でも、幼なじみの気安さからなのかなぁ〜と思うと複雑。




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