‡幼なじみ‡
カチャ…
!!!!!!!
「莉紅!?どうして?」
「来ちゃいけねぇのかよ。」
「そ、そんな事ないけど…今日、ウチの両親が莉紅の家にお邪魔するって言ってたから。」
「あぁ。だからだよ。」
「ふぇ!?」
「だから、追い出された。」
「えぇ!?どういう事?」
「ウチの母さん、ハンパなく勘が良いんだ。俺の機嫌が良いのに気が付いて、こうなった。」
「莉紅…言ってる事が分かんないよ。分かるように言ってよ。こうなったって?」
「……俺と姫野が幼なじみ以上になったって感づいたんだよ。」
「ふぇ///…。」
グイッ
ギュッ
「きゃあぁ!」
「…だから、こんな事も親公認でOKって訳だ。」ニヤリ…
「///嘘!!まさか、いくら何でもこんな事、公認するわけないじゃん!!」
「マジだよ。美咲さん達、泊まるとか言ってなかったか?」
「…言ってた。」
「だろ?俺にも言ったんだよ。:今日は、美咲さん達が泊まりくるから莉紅は姫野ちゃん家にお泊まりしてね:ってさ。で、追い出されたわけ。珍しい親だよな、普通ダメだって止めるのによ。」
私は、びっくりしすぎて言葉が出ない。
何考えてるのよ!母さん達は!!!