‡幼なじみ‡
「えぇ!!私なんか莉紅にとって、なんの魅力もないからかと思ってた…。」
「ばぁか!その逆だ!俺が本能に従って行動してたら、お前寝てる間に襲われてたぞ!!我慢した俺を褒めてほしいね!!」
「///…言ってくれたら良かったのに……。」
「はっ?」
「びっくりするかもしれないけど、私は莉紅が好きだったもん。莉紅が私を求めてくれたなら私…嬉しい…もん。/////。他の子のところになんか行ってほしくなかったよ。」
「///…姫野、お前は分かってねぇ。あん時のお前は中3だぞ?今だからそんな事言えんだよ。」
「そんなことない!!」
「姫野…あんまり煽んなよ。抑えられなくなる。」
「莉紅…好き…もう、他の子のところに行かないで。私だけ見ていて。」
「当たり前だろ。いつだって俺は姫野しか見てねぇよ。あん時だって、姫野ことしか頭に無かった。相手の女の事なんて、名前も顔も覚えてねぇし。後腐れのない年上の奴ばっかり相手にしてたからな。」
「もう…聞きたくない。」
ギュッ
莉紅に抱きついたら、それ以上の力で抱きしめ返してくれた。
「姫野…いいか?お前の全部、もらって?」
「うん。」