‡幼なじみ‡



作戦実行できず…


落ち着きを取り戻す為、紅茶のおかわりを煎れに1階へ逃げた。


「ふぇん。シュミレーションなんて全然意味無かったよ。相手は莉紅、私の作戦通りになるわけないよね。」


新たに紅茶を煎れなおして、部屋に戻った。



莉紅はテレビを観ていた。

「はい。今度はアールグレイだよ。」


「サンキュー。ところで姫野。何でさっきタコになった?」


「ふぇ!?」
まだ、その話しますか?
やめませんか?


「なぁ。何で?」


「い、イヤ何でもないよ?」

「へぇ〜。何でもなくて、赤面するわけ?」
ニヤリと笑う、莉紅。




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